春探し その5
坂道の帰り道、大失敗がありました。バケツを持っていた子がつまずいて、1つのバケツをひっくり返してしまったのです。乾いたコンクリートの上に投げ出されたおたまじゃくしと黒オオサンショウウオのたまごを救おうと保育士も子どもたちもいっしょうけんめいになりました。すぐに「みずだ!」とひしゃくを手に水が流れるところに走った子もいました。「ひかげを作ってあげよう!」と自分のかげをおとす子もいました。(日に当たって暑くならないように)1匹1匹の小さなオタマジャクシを小さな指でつかまえてバケツに戻す子もいました。動かなくなったオタマジャクシを見て「かわいそう。」と、しょんぼりする子も。
小さな命のことをよく見て、感じて、考えていましたよ。
その後の一番急な坂道では、バケツを持った子たちは後ろ向きだったり、横向きのカニさん歩きだったり…さっきの失敗を考えてバケツの運び方を工夫していましたよ。
園に到着してからはまずは、どこに?と考え、飼育ケースではなく、テラスの日陰に池のようなタライを設置しました。昨年の春にメダカを飼っていたことを思い出したようです。水が少ないからもっと増やそうということになりましたが、「水はそのままじゃ冷たいよ!」と言う子がいて、バケツにくんでからおひさまに当てて温めてから入れていましたよ。よく知っているなと感心しました。
タライの中に入れこれで落ち着いたと思ったら今度は、スプーンを持ち出していましたよ。何をするのかと思ったら、一緒に混ざっていた別の生き物(たがめに似たものと、とんぼのやごのような生き物)をすくいだし、飼育ケースに分けていました。お互いにけんかして食べたりするのではと考えたようです。なるほど…!
ところで、今後だれがお世話をするかという問題は今はちょっと飛んでしまったようです。卒園まではひかり組さんのようですね!
小さな命のことをよく見て、感じて、考えていましたよ。
その後の一番急な坂道では、バケツを持った子たちは後ろ向きだったり、横向きのカニさん歩きだったり…さっきの失敗を考えてバケツの運び方を工夫していましたよ。
園に到着してからはまずは、どこに?と考え、飼育ケースではなく、テラスの日陰に池のようなタライを設置しました。昨年の春にメダカを飼っていたことを思い出したようです。水が少ないからもっと増やそうということになりましたが、「水はそのままじゃ冷たいよ!」と言う子がいて、バケツにくんでからおひさまに当てて温めてから入れていましたよ。よく知っているなと感心しました。
タライの中に入れこれで落ち着いたと思ったら今度は、スプーンを持ち出していましたよ。何をするのかと思ったら、一緒に混ざっていた別の生き物(たがめに似たものと、とんぼのやごのような生き物)をすくいだし、飼育ケースに分けていました。お互いにけんかして食べたりするのではと考えたようです。なるほど…!
ところで、今後だれがお世話をするかという問題は今はちょっと飛んでしまったようです。卒園まではひかり組さんのようですね!
2021/03/20