7月25日の給食
さばのカレー蒲焼き
添え野菜(かぼちゃ・キャベツ)
すまし汁
今日の主菜は、さばのカレー蒲焼きです。いつもは下味をつけたさばを焼き、焼いたものに蒲焼き風のたれを絡ませています。今日は調味料を全て合わせたものに、さばを漬けこんでから、米粉をつけて焼いてみました。
給食では、みそ汁の他に、すまし汁が登場することがあります。すまし汁とは、かつお節や昆布などでとった一番だしを、醤油や塩で味付けした透明な汁物です。「おすまし」とも呼ばれ、漢字では「澄まし汁」または「清汁」と書きます。汁に濁りがなく、中の具が見えるのが特徴で、具材の定義は特にありません。薄味であることが多く、懐石料理などでよく出されます。
ここで気になるのが「お吸い物」との違いですが…
お吸い物は椀物(わんもの)の一種です。椀種(肉や魚といった主役になる食材)、つま(野菜やきのこ、海藻などの椀種を引きたたせるもの)、吸い口(三つ葉や柚子といった香りを楽しむ食材)という3種類の食材が入った汁物です。酒の肴として出されるもので、お酒を楽しむためのおかずとして位置づけられています。
一方、すまし汁は中の具材に決まりがなく、汁をメインに楽しむ料理と定義されています。
つまり、お吸い物は具が主役の料理、すまし汁は汁が主役の料理ということです。
2024/07/25